リスティング広告のキーワードの単価やマッチタイプの設定と掛け合わせの決め方!

リスティング広告 キーワード

リスティング広告は、ウェブサイトの集客を考える上で大変「有効」かつ「代表的」な手法になります。

そうとはいえ、リスティング広告を実施する際は、キーワードに関連して色々と思案しなければならないことがたくさんあるんです。

例を挙げるなら、「リスティング広告において出稿するキーワードを何にすべきか」「設定しなければならないことやその決め方」などになりますね。

こちらのページでは、リスティング広告でキーワードを検討する際のキーとなる流れや、便利ツール・マッチタイプ設定や留意点などを説明していきましょう。

是非、リスティング広告のキーワードなどを検討する時の参考としてみてくださいね。

キーワードプランナーは掛け合わせ検討時の必須ツール!リスティング広告のキーワードの決め方や流れ

何といっても、リスティング広告の登録を始めてする場合には、まず、キーワードの検討から始めてみましょう。

ここでは、リスティング広告のキーワードの決め方や流れの基本となるアウトラインを分かりやすくご紹介していきますね。

リスティング広告のキーワード選定を初めてする際の、掛け合わせや選別などの検討時に最も頼りになる主力ツールも伝授いたしますよ!

大まかな流れを解説!リスティング広告のキーワードの決め方

リスティング広告 キーワード 決め方

リスティング広告のキーワードの決め方のサマリーは このような手順です。

1.ご自身のウェブサイトの内容に関心度が高いであろう人が、検索時に入力すると思われるキーワードを洗い出す

2.単一ワード以外に、掛け合わせて検索されるキーワードもイメージし、その組み合わせパターンも洗い出す

3. 1.と2.で検討した各キーワードごとに、どれくらい検索されているかや、リスティング広告の想定入札価格と自社の予算のバランスなどを見ながら取捨選択

リスティング広告の検討時には、まずは「掛け合わせを含めて」キーワードを洗い出すことが肝要となります。

リスティング広告 キーワード 掛け合わせ

その後、どれほど検索されているか、キーワードの入札価格や予算とのバランスなどをみながら調整・取捨選択するイメージですね。

なお、上記いずれのステップにおいても、次に説明するツールの「キーワードプランナー」を活用すると便利ですよ。

リスティング広告で活用できる便利ツール!キーワードプランナーで掛け合わせ選定も楽々

リスティング広告においてキーワード選定をする際に、是非 活用していただきたい「キーワードプランナー」というツールがあります。

リスティング広告 キーワードプランナー

キーワードプランナーはGoogleが提供しているツールで、掛け合わせの参考になる言葉を探したり、そのワードがどれくらい検索されているかなどの把握に非常に便利です。

その他、キーワードプランナーを用いることで、リスティング広告の入札単価の目安がわかったり、競合他社などによる出稿の競争状況といったデータも把握可能なんですよ!

さらに、キーワードプランナーは、地域や言語期間を設定してデータの取得をすることもできます。

リスティング広告検討時に、キーワードプランナーがとても便利なツールであることはお分かりいただけたと思いますが、なんと、無料で使えますので 是非 ご活用くださいね!

リスティング広告のキーワード数や単価の考え方とは!?マッチタイプ設定や商標についても忘れずに!

前章において、リスティング広告のキーワードの決め方の大枠の流れは掴んでいただけましたでしょうか?

こちらでは、リスティング広告のキーワードの「マッチタイプ」という設定や、商標登録においての留意点などもお知らせいたします。

また、リスティング広告のキーワード数単価の決め方など、気になる点についても解説していきますね。

リスティング広告の重要事項!キーワードのマッチタイプ設定とは?

リスティング広告では、入札したキーワードと、ユーザーが検索した言葉の一致度によって検索エンジンに表示するかどうかを決めるマッチタイプという設定があるんです。

そのリスティング広告のキーワードのマッチタイプ設定には 以下の4種類があります。

リスティング広告 キーワード マッチタイプ

「子供用 スニーカー」という掛け合わせキーワードを例に、ユーザーがどのような言葉で検索するとリスティング広告が掲載されるかをマッチタイプ別に確認してみましょう。

1.「完全一致」の場合

【「完全一致」でリスティング広告が表示される検索キーワード例】
 「子供用 スニーカー」「スニーカー 子供用」

指定したキーワードとほぼ完全に一致した場合にリスティング広告が表示

※入札したキーワードの語順については、入れ替わっていても広告が表示される

※「こども用 スニーカー」「キッズ用 スニーカー」など同義とみなされる場合はリスティング広告が表示される場合も

2.「フレーズ一致」の場合

【「フレーズ一致」でリスティング広告が表示される検索キーワード例】
 「白 子供用 スニーカー」「子供用 スニーカー 20センチ」

入札したキーワードの前後に他の掛け合わせキーワードがある場合もリスティング広告が表示される

※入札したキーワードの語順の入れ替わりについては非対象

3.「絞り込み部分一致」の場合

【「絞り込み部分一致」でリスティング広告が表示される検索キーワード例】
 「子供用 白 スニーカー」「スニーカー 子供用 赤」

フレーズ一致に加え、入札した言葉の間に他の掛け合わせキーワードがあったり、順番が異なる場合もリスティング広告が表示される

4.「部分一致」の場合

【「部分一致」でリスティング広告が表示される検索キーワード例】
 「男児用 靴」「子供用 スリッポン」

絞り込み部分一致に加え、入札したものと関わりがあるとみなされる検索キーワードに対して広範囲にリスティング広告が表示される

リスティング広告のマッチタイプ設定で特に部分一致・フレーズ一致を選択する場合、「除外キーワード」も覚えておいてください。

リスティングのマッチタイプ設定で「部分一致」や「フレーズ一致」を選択すると、広範囲なキーワード(=意図しない検索ユーザー)に対して広告表示されてしまう可能性がありますよね?

当然、リスティング広告が、クリックされると費用が発生してしまいます。

そのような場合に「除外キーワード」を設定しておくと、広告表示しない言葉を指定できるため無用な広告費を削減できるのです!

リスティング広告におけるキーワード数や単価の考え方とは?

キーワードプランナーでチェックすると分かるのですが、リスティング広告のキーワード単価の相場は数円から数千円・数万円とかなり開きがありますよね。

リスティング広告 キーワード 単価

業界や商品・サービスなど多くの要因によって、リスティング広告のキーワード相場は大幅に変動します。

相場より低い単価でキーワード入札することもできますが、安く設定しすぎると、そもそも配信されない可能性があるので注意しましょう。

ですので、リスティング広告のキーワード単価の決め方としては、最初は相場に合わせた価格設定をし、出稿開始後の配信状況などをみて調整するのも一案です。

ここで大切なのは、リスティング広告を配信開始した後に、状況を見ながら単価設定を調整するということですね。

逆に、あらかじめ〇円と単価を決めてから、配信後の状況をみて設定を調整するというのも一計でしょう。

繰り返しますが、「配信後の状況をみながらトライアンドエラー」をすることが肝要ですよ。

ちなみに、リスティング広告のキーワードは、どれくらいの数がよいのかと疑問に思われる方もいるでしょう。

端的にいうと、リスティング広告のキーワード数の決め方に明確な基準はありません

リスティング広告 キーワード 数

多様な商品を扱っているウェブサイトならば、リスティング広告のキーワード数は多い方が多数の集客を見込めそうですよね?

一方、単一商品の取り扱い、かつ 用途も限られている商品であれば、リスティング広告の必要キーワード数はそもそも種類が少ないのではと思いませんか?

あなたが取り扱う商品数だけでなく、業界やターゲットによっても、リスティング広告において必要なキーワード数は異なります。

また、リスティング広告のキーワード数単価予算の大小によっても異なる…というより制限されることは言わずもがなですね。

商標とは?リスティング広告のキーワード設定で注意してほしいこと!

リスティング広告において、時々見かけるのが商標登録されているキーワードについてのトラブルです。

リスティング広告 キーワード 設定

ご存じの通り、「商標登録」とは、商品やサービスの名称やロゴなどを自らが取扱っている(生産・販売なども含む)ことを示し特許庁に登録することですね。

意外かもしれませんが、自社以外の特定の商品名サービス名などの商標登録された固有名詞を、リスティング広告のキーワードとして出稿することは可能です。

※ケースバイケースでモラルの問題で控えるべきこともあると思いますが、他社で商標登録されたキーワードをリスティング広告で出稿することは実際にあります。

ただし、リスティング広告のキーワードに商標登録されたものを設定していなくても、広告文に含まれる場合は使用禁止される場合があるので注意してくださいね。

※広告文とは、リスティング広告が表示された際の、サービスや商品などの説明部分です。

※「場合がある」というのは、商標を保持する企業が、リスティング広告の運営に「他社がそのキーワードを使用できない」ように申請するとそのワードが使用できなくなるためです。

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