
インターネットで様々な情報を提供してくれる「web広告」
web広告をビジネスに利用しようと思ってネットで調べても、web広告費用の相場もわからず、種類が多くてどれから始めるべきかお悩みではないでしょうか?
今回は、ネット広告費用の基本や特徴などをわかりやすくご紹介していきますよ。
ぜひ、じっくりチェックして、web広告運用のコツと基本をつかんでいってくださいね
web広告費用をメニュー別に把握!
一口にweb広告と言っても、様々な種類があってよくわからないですよね?
そんな時に役立つ、覚えておくべき代表的なweb広告をご案内していきましょう!
ここから、それぞれの特徴を紹介していきますので、どのweb広告を使っていくのかの参考にしてくださいね。

トップクラスの情報拡散力!web純広告の費用とは!?
webで広く情報を届けたいときには、純広告を真っ先におすすめします!
純広告は、ポータルサイトのトップページなど、多くの人が目にする機会が多い非常に目立つ場所に掲載される広告です。
純広告を配信する場合のネット広告料金は掲載するサイトによって大きな開きがありますが、おおよそ、数十万円〜数千万円が相場となります。
大きなメリットとしては、web広告の中でもトップクラスの情報拡散力を誇ることです。
目立つ場所に掲載されるので、TVや新聞と同様に大勢の方が目にするタイプの広告と言えますね。
幅広い年代がターゲットになる自動車や家電・不動産などを販売するような際には効果的です。
デメリットとしては、掲載した時点でweb広告費用がかかってしまうことが第一に挙げられるでしょう。
仮に、広告を出したのに申し込みが1件もなかった場合でも、web広告費用の支払いが必要となります。
新商品の発表など、広く情報を届けたいような場合におすすめのweb広告となりますよ。
広告効果はここで決まる!リスティングのweb広告費用とは?
GoogleやYahooなどで、検索したキーワードの検索結果に表示されるリスティング広告はご存じでしょうか?
リスティングにおいては、クリック単価×クリック数でweb広告費用が決まります。
最大の特徴は、購入や会員登録といった売上や利益に繋がるアクションに非常に近いということです。
リスティング広告の大きなメリットは、ネット上で「目的を持って検索しているユーザー」に対して配信されるweb広告ですので、購入や登録意欲がある人が閲覧している割合が高く、費用対効果も高くなりやすい点でしょう。
ちなみに、リスティング広告のキーワードの分類は色々とありますが、その中の一般的な分け方として下記のようなものがあります!
まず、1つ目は一般ワードと呼ばれるものです。
例えば、「不動産」や「化粧品」といった幅広いものを指すキーワードで、検索するユーザーも多く、クリック単価が数百円〜数千円となるのはざらで、特に競争の激しいものになると数万円もするなど高額となる傾向にあります。
2つ目は指名ワードと呼ばれる、「会社名」や「商品名」などのような特定のものを指すキーワードです。
検索ユーザーが一般ワードに比べて少ないので、クリック単価は数十円〜数百円と低くなります。
ちなみに、リスティングのデメリットは、検索をされないと広告表示がされず、幅広い人に情報を届けることが不得手な点です。
幅広い顧客に情報を訴求したい場合には、純広告やTVCMの「続きはwebで」といった施策と組み合わせてみるのが良いでしょう。
リスティング広告は、たとえ費用が月間予算10万円程度の少額であっても、真っ先に取り組むべき基本施策であり、おすすめのweb広告ですよ!
効率的に情報を届ける!?アドネットワークのネット広告費用と特徴
アドネットワークは様々なメディアをまとめて、効率良くネット広告を配信します。

まず、自社がネット広告を配信したいと考えている掲載予定メディアが100個あると想像して下さいね。
アドネットワークがない場合は、100個のメディアそれぞれに広告掲載を依頼する必要があります。
「広告を載せてください」と100回依頼すると想像しただけでとても面倒ですよね?
ここで活躍するのが、アドネットワーク!
アドネットワークが様々なメディアの広告枠をまとめて、共通のルールでネットワークを作ります。
広告を出したくなったら、1つのアドネットワークに広告掲載を依頼するだけで、複数のメディアに掲載完了です。
今までは100回かかっていた広告掲載依頼が、1回で済むのであれば効率が良くなりますよね。
アドネットワークのネット広告料金の計算は、リスティングと同様にクリック単価×クリック数です。
クリック単価 30円×10,000クリック相当の、月額予算30万円程度がアドネットワークのネット広告料金としての相場となります。
アドネットワークのデメリットは、配信する広告の場所を指定できないことですね!
メディアの広告枠をまとめたものなので、男性向けの商品の広告が女性向けメディアに配信されるなんてこともあります。
アドネットワークを通じて様々なメディアに広告を載せることで、効率よくユーザーを獲得できるメディアを見つけてくださいね。
ユーザー中心の広告配信ならDSP!そのweb広告費用の相場は?
DSPとは「demand side platform(ディマンド サイド プラットフォーム)」の略で、一言でまとめるとアドネットワークを効率良く使うためのシステムです。
そもそも、DSPが生まれた理由は、アドネットワークが爆発的に人気になったからに他なりません。
メディアの広告枠をまとめたアドネットワークは、いろんなメディアに一回で広告掲載できる便利さからブームに!
そこで、「アドネットワークを作ると売れる!」と考えた会社が非常に増えたのです。
すると、次には「どのアドネットワークに出したらいいか?」という悩みが生まれますよね!
その解決策として生まれたのがDSPだったんです。
DSPは、SSP「supply side platform(サプライ サイド プラットフォーム)」と呼ばれるアドネットワークをまとめたシステムに対して広告掲載を依頼します。
SSPは、DSPからの広告掲載依頼を受けて、どの広告を表示するかオークションを行うのです。
DSPのweb広告料金は、CPMと呼ばれる「1,000回表示されたら○○円」という計算方法で決まります。
一番のメリットは、広告をどこに配信するかの指定が出来ることですね!
例えば、料理グッズの広告を出すときをイメージしてください。
どんなサイトに広告を出すべきだと思いますか?
料理のレシピや、グルメ情報を紹介しているサイトは相性が良さそうじゃないですか?
つまり、DSPは商品と相性が良いメディアを選んで広告を配信できます。
逆に、デメリットとしては、相性が悪いと広告効果がでづらいことです。
商品やサービスとユーザーの相性が良いメディアがはっきりしている場合には、効果を高めやすいおすすめのweb広告と言って良いでしょう。
リスクなし!?ネット広告としての費用対効果が最強のアフィリエイト広告とは?
アフィリエイトは副業でも良く取り上げられており、
それを利用したアフィリエイト広告は、実は、費用対効果が超優秀な販促手段なのです。

アフィリエイト広告の具体的な方法としては、ASP(Affiliate Service Provider)=アフィリエイトサービスプロバイダーと呼ばれる広告仲介サービスを利用して、自社の商品やサービスをアフィリエイターやブロガーといった人たちのブログなどで紹介してもらいます。
アフィリエイターやブロガーなどのサイトを見たユーザーが、そのページのネット広告から購入や会員登録などの指定したアクションをしてくれると報酬を支払うという流れです。
ネット広告費用としては、商品が購入されたら1本あたり〇〇円や、売上額の〇〇%を支払うパターンがメインとなります。
アフィリエイト広告の一番のメリットは、その抜群の費用対効果ですね。
アフィリエイト広告では成果が発生しなければ、いくら表示やクリックされても費用は発生しないので、不正などがない限りリスクは大幅に低減できます。
デメリットとしては、情報を届けられる範囲やターゲットが、マスメディアや純広告などと比較するとごく限られている点です。
そのため、アフィリエイト広告は商品を紹介するブログを見て購入するという流れなので、不特定多数の人に情報を届けることは難しくなります。
初期投資を抑えて、費用対効果を最優先にする場合、うってつけのネット広告ですよ!
現代では必須!web動画広告の特徴と費用とは?
スマホで動画を見るのは、今やもう当たり前ですよね?
動画配信数が増加しているので、動画広告もどんどん増えています。
もちろん、動画広告にもメリット・デメリットがあるので ぜひ チェックしてくださいね。
まず、web広告費用としては、1視聴あたり ○○円といった課金システムとなります。
メリットは、動画ならではの表現で世界観を伝えられることです。
高級車のスムーズな運転や、映画の予告版を動画広告として効果的に伝えることも出来ます。
デメリットは、面白い動画でないとスキップされること。
そもそも、動画を見ようとするユーザーに表示するので、web広告は邪魔だと思われやすいんですね。
そのため、動画広告自体がコンテンツとして面白くないと飛ばされてしまいます。
ネットで動画を見ることに慣れている若い年代のユーザーに情報を届ける際や、内容をわかりやすく説明したい場合には、ぜひ 利用したいweb広告です。
バズるポイントはここ!SNSネット広告料金はいくらぐらい?
ティーン向けの商材や口コミを狙うなら、SNS広告は必須と言えるでしょう。
最近では、若いユーザーの間で情報収集は「ググる(=google検索)」ではなく「タグる(=SNSのタグで検索)」に変わっているのはご存じですか?
さらに、シェアやリツイートなど、SNS特有の情報を拡散するアクションもあります。
つまり、SNS広告は検索したユーザーに情報を届けるリスティングと、多くの人へ情報を拡散させる純広告の両方の側面を持っているのです。
SNSのユーザーは興味が移りやすいので、表示回数を最大化したり、コストパフォーマンスを優先するといった様々なパターンからネット広告料金を選んで、変化にスピーディーに対応してくださいね。
直接情報をお届け!!メールのネット広告料金とは?
ターゲットに直接情報を届けたいなら、メール広告は効果的でしょう。
大きな特徴は、ユーザーがネットにアクセスしていなくても情報を届けられることです。
インターネット広告は基本的に、ユーザーがサイトに訪れたタイミングで広告を表示しますよね?
しかし、メール広告は「配信したいタイミングでメールを送信しておけば、ユーザーの好きな時間に情報を確認してもらえる」という優れた特徴があるんです。
メール広告の料金は、1回の配信で20円×10,000通=200,000円がおおよその相場となるでしょう。
デメリットは、個人情報保護の観点から、メールアドレスの取得が難しくなっていることです。
メール広告を配信した後は、開封率を基軸に、購入や会員登録数などにどれぐらい変化があったかをチェックしてくださいね。
知っておくべきネット広告料金の基本の2パターン
ネット広告料金は、新聞広告のように掲載するだけで費用がかかるものと、クリックなどのアクションごとに料金が発生する2つのパターンがあります。
ネット広告の基本的な料金について、一緒に確認していきましょう。

ネット広告を掲載すること自体に費用がかかるパターン
まず、「掲載すること」自体に料金がかかるネット広告についての特徴をお伝えしますね。
純広告が「掲載すること」により料金が発生する代表的なネット広告です。
純広告は、ポータルサイトのトップページなど目に止まりやすい場所に掲載して広く情報を伝えます。
掲載する時点で課金されるので、ネット広告料金の余計な追加費用はかからないのが特徴です。
ただ、費用対効果が不透明で、掲載した後は差し替えられません。
しかし、一気に数百万人に情報を届けられる配信面もあり、情報拡散力が必要とされる商品やサービスにおいて、「掲載すること」自体に料金がかかるネット広告料金の費用対効果は抜群ですよ。
運用型広告のネット広告料金は?
ネット広告料金の2パターン目は、クリックや購入など「特定のアクション」が起こった場合に料金がかかる運用型広告となります。
「クリック単価○○円×クリック数」や「商品購入1件あたり○○円」といった形でネット広告料金がかかるのが特徴です。
クリック単価30円×10,000クリック=300,000円というように、月間の上限予算を決めてネット広告料金を消化していくことが出来ます。
運用型広告は配信した結果に応じて、効果の高い広告の配信量を増やすなどして、費用対効果を掲載後から改善することが可能です。
購入や会員登録などの、効果を重視するタイプの商品やサービスに最適なネット広告と言って良いでしょう。
AISASモデルでのweb広告費用の割り振りと使い分けとは?
マーケティングの概念で、AISAS(アイサス)というモデルがあるのは知っていましたか?
AISASは「現代のユーザーが商品を買うまでの流れ」を整えた概念です。
このAISASを使って、web広告費用の使い分け比率を具体的に説明しますね。
A(attention) 認知してもらうフェーズでのweb広告費用の目安
まずは、商品を知ってもらい、認知を広げるフェーズですね。
一番広くユーザーにアプローチできるweb純広告や動画広告、ターゲットが明確ならDSPを使って商品を知ってもらいましょう。
A(attention)認知のweb広告費用対効果は「どれだけの人に情報が届いたのか?」というリーチ数を軸にして判断してください。
全体広告予算の30%程度を、A(attention)認知の段階でのweb広告費用の目安としてみましょう。
I(interest) 興味を高めるフェーズでのweb広告費用は?
次に、興味を高めるフェーズでは、アドネットワークやDSPといったweb広告を使い接触を増やしてみて下さいね。
ここでも、動画広告は有効に働いてくれますよ!
広告を通じて「良く見る商品」だと感じさせて、ユーザーの興味を高めましょう。
興味を高めるフェーズのweb広告費用対効果は、どれだけクリックされたかといったクリック率で計測するのがおすすめです。
全体広告予算の20%程度を、I(interest) 興味の段階でのweb広告費用の目安として運用してみてくださいね。
S(search) 検索させるフェーズでかけるべきweb広告費用
興味を持ったユーザーが、検索をして情報を収集するフェーズが始まります。

検索したユーザーに情報を届けられる運用型広告の出番ですね。
検索ユーザーが欲しいであろう情報を与えることで、購入に繋がっていきます。
検索フェーズのweb広告費用対効果は、メインはクリック率で、補助的に商品購入率の2軸で判断してみましょう。
全体広告予算の15%を割り振るのがS(search) 検索段階でのweb広告費用の目安です。
A(action) 購入フェーズのweb広告費用と種類は?
認知し、興味を惹かれて検索したユーザーが購入を行います。
リスティング広告で、しっかり成果(=売上)に繋げてください。
web広告費用対効果は「顧客獲得数と顧客獲得単価はいくらか?」といった点でチェックしましょう!
相場として、A(action) 購入フェーズでは全体予算の25%程度のweb広告費用を割り振るのがおすすめです。
S(share) 情報を拡散させるフェーズでのweb広告費用のチェックポイント
購入したユーザーに情報を共有してもらい、新たな顧客獲得に結び付けるフェーズです。
公式SNSアカウントのフォローやハッシュタグをつけて投稿など、SNS上での認知を広げて新規ユーザーを取り入れましょう。
フォロワー数やハッシュタグ入りの投稿数などを計測軸としてくださいね。
情報を拡散させるフェーズのS(share)では、web広告予算全体の10%ほどを目安としてみましょう。
web広告運用の基本は、フェーズごとにチェックポイントを作り、広告料金の費用対効果を高めていくことです。
web広告費用の相場が決まるポイント!
web広告費用の相場は、どうやって決まるか考えたことはありませんか?
実は、web広告費用の相場を決めるポイントは、純広告と運用型広告でそれぞれ違うんです!
広告を出稿する際に、適正な価格なのかを判断するためにも、web広告費用の相場が決まるポイントを掴んでおきましょう。

web純広告費用の相場を決めるポイントとは?
web純広告の費用の相場は、サイトに訪れるユーザー数によって決まるんです!
例えば、1日あたりのユーザーが100万人訪れているメディアAと、1万人訪れているメディアBのweb純広告費用の相場を比較してみましょう。
単純計算でAの方が、100倍のユーザー数ですよね?
メディアAに広告を掲載すると、メディアBより100倍の人に情報を届けられることになります。
つまり、web広告の効果が100倍高いので、メディアAの広告枠は、Bに比べて高い相場として設定されるということですね。
運用型web広告費用の相場はどう決まるの?
運用型のweb広告の場合は、売り上げや利益といった商品サービスによるリターンによってクリック単価の相場が決まります。
1件獲得した場合、どれぐらい売上や利益が見込めるかによって相場が変わるんですね。
webの世界では、1件あたりの売上額は LTV(ライフタイムバリュー)と呼ばれています。
LTVが大きい不動産や投資などの案件では、クリック単価は数千円〜数万円がweb広告費用の相場です。
しかし、化粧品やサプリメントなど LTVがそこまで高くないものは、クリック単価は数円〜数百円がweb広告費用の相場となります。
つまり、運用型広告のweb広告費用の相場は、1回の購入で売上がいくら上がるか(=LTVが高くなるか)によって比例する傾向にあるのです。
web広告代理店って必要!?費用や役割ってどうなの?
広告のプロであるweb広告代理店に仕事を依頼する場合、費用はビジネスにどの程度まで携わるかによって大きく変わってきます。

web広告代理店の費用はどんなものでかかる?
web広告代理店が、商品開発などビジネス全体の上流工程から関わると数百万円の費用がかかることがほとんどです。
「商品をどう売っていくのか?」という販売戦略や、効果的に広告を掲載する方法なども全て任せる代わりに費用が高くなるとイメージしましょう。
逆に、自分たちで方向性や商品の売り方は決めているが、購入者数をもっと増やしたいといった場合は、web広告代理店費用は交渉して出稿手数料のみというパターンで進めることが可能です。
web広告代理店にかかる費用としては、他にも、効果的な広告運用のためのLP(ランディングページ)作成やバナーの制作代金、配信システム使用料などが必要となります。
だいたいバナーは1デザインで5万円、LP(ランディングページ)は30万円、システム使用料は5~10万円あたりが相場ですよ。
web広告代理店の手数料はいくらぐらい?
web広告代理店に仕事を依頼すると、手数料15%〜20%がかかってくるのが一般的です。
つまり、web広告代理店に依頼すると、100万円の仕事の場合は手数料の20%が加味され、総額120万円の料金となります。
一見、単にコストが上がるように見えますが、web広告代理店ならではの分析や改善についての提案がもらえたり、自社でやるよりも運用型のネット広告費用自体が大幅に押さえられ、かつ、効果も上がることもあり、優秀な代理店に巡り合えた場合には大きなメリットが得られますよ!
web広告のパターンごとの料金とは?
web広告は、パターンごとに料金体系をしっかり理解することが大切です。
基本の2つのパターンで、web広告の種類と料金体系や特徴をチェックしてみましょう。
web広告の種類と料金は基本の2つを抑えればOK!
web広告の種類と料金体系は、純広告と運用型広告の大きく2つのタイプに分けることが出来ます。
純広告は固定の位置に期間中はずっと表示されるタイプですよね。
純広告は、1枠で〇〇円で販売されていて追加の費用がかからないので、一番わかりやすいweb広告でしょう。
対して、運用型広告は、バナーや配信する媒体・単価など様々なポイントを調整出来るのが特徴です。
運用型広告は、クリックや商品購入といったアクションごとに料金が発生するので、毎日、細かい調整を行い費用対効果を高めていくのが非常に重要なポイントとなります。
特殊なタイプのweb広告費用もある!?
web広告費用は純広告と運用型広告が基本ですが、特殊な課金タイプもあります。
例えば、「月額の固定費+成果報酬」の形はセミアフィリエイトと呼ばれ、純広告とアフィリエイトの中間を取った方法です。
他にも、純広告の枠に「クリック数×クリック単価」の運用型で出稿できる場合などもあります。
特殊な課金体系は、web広告代理店が間に入って条件をまとめる場合がほとんどなので、ぜひ 相談してみてくださいね。
web広告費用対効果のチェックポイントとは!?
web広告費用対効果のチェックポイントをつかむことで、どこに予算を投下するべきかの判断ができます。
しかし、間違ったチェックポイントだと、「本当は効果的なweb広告だったにも関わらず、掲載を止めてしまった」ということにもなりかねないので細心の注意を払うようにしてくださいね。
web広告費用対効果は種類によって変わる!?
web広告費用対効果をチェックするポイントは、広告の種類によって変わります。

広く情報を届ける純広告と、購入などのアクションがメインの運用型広告では目的が違うからです。
純広告の場合は、リーチ数やインプレッション数など「どれだけの人に情報が届いたか」という点がweb広告費用対効果のチェックポイントとなります。
運用型広告なら、CPA(顧客獲得単価)などの「いくらで顧客を獲得出来ているか?」というポイントでweb広告費用対効果を見るのがおすすめです。
例えば、AとBという2つの広告で考えてください。
顧客獲得単価がAは5,000円で、Bは10,000円の場合は、AがBよりも2倍効率的と言えます。
間接効果も重要!web広告費用対効果チェックの注意ポイント
web広告費用対効果をチェックする時には、ぜひ、間接的な効果もチェックする癖を身に着けてくださいね。
顧客獲得単価だけを重視して、リスティングやアフィリエイトによる広告だけを運用すると、そもそも情報を届ける販促が減り、ユーザーと商品の接点が減ってしまいます。
どれだけリスティングに広告費をかけても、そもそも商品を知らないユーザーは検索しなかったり、アフィリエイトサイトに説明が書かれていても「怪しげなものかも?」という印象を持たれる結果に繋がるからです。
最近の広告分析では、アトリビューションという商品購入までの全体の流れを評価するのが一般的になっています。
web広告の費用対効果は、ユーザーの動き全体を見ながら判断するように心がけてくださいね。
忘れがちなので要注意!!ネット広告費用の予算と準備物!?
ネット広告費用として、予算をどれぐらい確保しておけば良いかや、始める際の準備などのポイントについてを最後にご案内していきましょう。
見落としがちな盲点!ネット広告費用のおすすめ予算設定方法?
ネット広告費用の予算は運用型広告の場合、想定される予算に対して、10%ほどを余分に準備することをおすすめします。
クリックや購入などのアクションが急に増えた時に、web広告費用対効果は良いからといっても、予算不足から表示されず売れる機会を逃してしまうことがあるからですね。
また、純広告の場合は料金は事前に決まっていますが、広告を見たユーザーの検索が増える可能性があります。
純広告を出すときは、リスティングなど検索ユーザー向けの広告費用を増やすようにしておいてくださいね。
予算を準備したらまずチェック!ネット広告費用以外の準備物
ネット広告費用を準備したら、他にも必要な準備物をチェックしていきましょう。
効果の測定をするためのシステムを導入したり、広告配信ツールの管理画面の設定などの細かい作業が発生しますよね。
スムーズに広告運用を開始するためにも、考えうる準備は事前にしっかりと行っておいてくださいね。
web広告料金の支払い方法って?
web広告料金の支払い方法は、通常、大きく次の2つのパターンに分かれます。
「自社運用」か「web広告代理店」を使っているかです。
自社運用ならweb広告料金は直接支払い
自社で運用している場合は、web広告料金を直接メディアに支払うことになります。
ただし、運用型広告は管理画面から、クレジットカードで予算を入金するのが一般的です。
クレジットカードなら基本的に即時で入金反映されるので、今すぐ予算を追加して配信ボリュームを上げたい!という場合もスピーディーに対応が出来ますよ。
代理店へのweb広告費用はまとめて支払い
web広告代理店を利用している場合は、自らメディアごとへの支払いは必要ありません。
出稿料や手数料・システム利用料・コンサルティング費などを、まとめてweb広告代理店に支払うことになります。
一点注意してほしいのが、web広告代理店費用の支払いの締め日についてです。
A社は「当月末で締めて、翌月末支払い」、B社は「当月15日で締めて、翌月15日支払い」など、それぞれ、web広告代理店によってルールが異なります。
未払いになると、お得な広告メニューの提案がもらえないことがあったりします。
複数の広告代理店に仕事を依頼する場合は、特に、しっかり契約書を確認しておきましょう!